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書籍一覧

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原生林のコウモリ 改訂版

遠藤公男

昭和48年青少年読書感想文全国コンクール課題図書として指定された書の復刻・改訂版。カラー図版が美しくなる。著者が岩手県の山中に生息するコウモリを分校の子どもたちと調べた記録であり、最後はコウモリの集団営巣地を守るために立ち上がった姿が描かれている。

かーわいーい My Dear Children 発達障がいの子どもたちと … 特別支援学校の日々

近藤博仁

ウクレレ片手に親父ギャグを連発する教室。いつも怒っていた子どもがいい顔に変わる。岐阜県の特別支援学校を定年退職した教師の、定年までの五年間の子どもたちとの格闘、教師像を描いた情感あふれた著書。障がいのある子と関わる人はもちろん、それ以外の方にも読んでいただきたい一冊である。

小さな小さな藩と寒村の物語

伊東祐朔

九州・飫肥の城主だった伊東家、敗れた豊臣側についたため、徳川幕府の目を逃れ隠れ住んだ地、それが岐阜県・恵那の山中である。苗木一万石に匿われて生き延びた一族・その七代目の時に起きた、尾張藩との土地争い。負傷者が発生し、江戸幕府での評定(裁判)が開かれ、小藩の苗木が勝訴した一大事件だった。克明に描かれた記録を基に、十四代当主・伊東祐朔氏が歴史小説として書き下ろした。

豊臣方落人の隠れ里 市政・伊東家日誌による飯地の歴史

伊東祐朔

大坂夏の陣で豊臣が滅亡した後、家臣であった伊東家の祖先が、徳川幕府の目を逃れて隠れ住んだ地、それが岐阜県恵那の山中・飯地でした。苗木一万石の小藩に匿われて生きのびた一族・十四代の記録「市政家歳代記」を読み下した貴重な資料です。

飛騨美濃人と鳥-鳥の方言と民話 (復刻)

日本野鳥の会岐阜県支部

飛騨高山の地で、22年間傷ついた野鳥を世話した心温まる夫婦の奮闘記。オシドリの巣立ちの記録は貴重で、記録性の高さと同時に、野生動物に迫る危機に警鐘を鳴らしている。

岐阜県鳥類目録 2012

日本野鳥の会岐阜県支部

岐阜県で記録ある鳥類の生息記録を網羅したもの。 カラー写真203枚、306種記載。

司馬遼太郎は何故ノモンハンを書かなかったのか?

北川士郎

昭和14年(1939)夏、旧満州国とモンゴルとの国境紛争をめぐって、関東軍とソ連軍とが武力衝突した。病死も含んだ戦没者は二万人ともいわれている。北川氏はノモンハンの国境調査確定に加わり、現地踏査して、軍部の主張する国境とは異なる根拠を見い出した。 これはノモンハンの英霊たちへの鎮魂である。

司馬史観 ー軍部が日本を占領したー

伊東祐朔

歴史の生き証人、元外交官が、激動の昭和の戦争と破壊と、自らの生々しい体験から、日本を誤らせた外交戦略を検証する。